宛先:日本に住むすべての市民

日本医師会ホームページからリンクされた Change.orgの記事によると


日本の医療従事者と医療を守るため、新型コロナウイルス感染症を食い止める行動をとりましょう!

2020年3月24日、首都圏の医療機関では、新型コロナウイルス感染症の重症患者が急激に増え始めています。このことは、私たちが行動を自粛してきたつもりでも、その効果が十分ではなかったことを意味しています。

また、3月に入って海外から帰国・入国した人たちの感染例が急増しています。今後もしばらくは、続々と駆け込み帰国者・入国者が増えるでしょう。このことは、2月までの比ではない感染拡大が、日本国内で起きる可能性があることを意味しています。

日本の医療従事者は、新型コロナウイルス感染症に果敢に挑み、多くの人々を救っています。しかし、今、首都圏では感染者が毎日増え続けており、人工呼吸器などが症状の重い患者さんで埋まってしまう可能性が高まっています。そうなると、本来、日本の医療水準であれば救えたはずの命が救えなくなります。その上、医療従事者を身体的にも精神的にも、極度に疲弊させることになります。

今、私たちにできることは、次のようなことです。

毎日の生活の中で、3つの条件が重なる場(密閉空間+密集場所+密接場面)に近づくことを徹底的に避けること

一度に多数の感染者を生むかもしれない行動(屋内で50名以上が集まるイベントへの参加、家族以外の多人数での会食など)を徹底的に避けること

風邪症状(咳や咽頭痛など)がある場合には、外出を控え、まずは自宅で療養すること

海外から帰国・入国した方は、その日から2週間は人との接触をできるだけ避け、健康観察を怠らないこと。体調に異変があったら、近隣の帰国者・接触者相談センターに相談すること

大規模イベントに参加した人は、その後2週間は人との接触をできるだけ避け、健康観察を怠らないこと。体調に異変があったら、近隣の帰国者・接触者相談センターに相談すること

新型コロナウイルス感染症に対して、死亡者を最小限に抑えることに貢献してきた日本の優秀な医療従事者と、日本の素晴らしい医療を私たちの力で守りましょう。

【受診の目安】次の症状がある方は(1)(2)を目安に「帰国者・接触者相談センター」にご相談ください。

(1)風邪の症状や37.5℃以上の発熱が4日以上続いている。

(解熱剤を飲み続けなければならないときを含みます)

(2)強いだるさ(倦怠感)や息苦しさ(呼吸困難)がある。

※ 高齢者や基礎疾患等のある方は、上の状態が2日程度続く場合

センターでご相談の結果、新型コロナウイルス感染の疑いのある場合には、専門の「帰国者・接触者外来」をご紹介しています。マスクを着用し、公共交通機関の利用を避けて受診してください。

なお、現時点では新型コロナウイルス感染症以外の病気の方が圧倒的に多い状況であり、 インフルエンザ等の心配があるときには、通常と同様に、かかりつけ医等に御相談ください。

〇帰国者・接触者相談センターから受診を勧められた医療機関を受診してください。複数の医療機関を受診することはお控えください。

〇医療機関を受診する際にはマスクを着用するほか、咳エチケット(咳やくしゃみをする際に、ハンカチ、袖を使って、口や鼻をおさえる) や手洗いの徹底をお願いします。

à suivre

今を考えるため情報源を文字として残したい。 そしてまた後日、それを読み返してみたい。 自分自身で考えることをやめないように。