国内の発生状況
厚生労働省ホームページより
現在の状況と考え方NEW
新型コロナウイルス感染症については、これまで水際での対策、まん延防止、医療の提供等を講じてきていますが、国内においては、すでに感染経路の不明な患者の増加している地域が散発的に発生しており、引き続き、持ちこたえているものの、一部の地域で感染拡大が見られ、今後、地域において、感染源が分からない患者数が継続的に増加し、こうした地域が全国に拡大すれば、どこかの地域を発端として、爆発的な感染拡大を伴う大規模な流行につながりかねない状況にあります。さらに、世界的に患者数と死亡者数の急激な増加が見られ、国内で発見される輸入症例も増加しています。
現時点では、国内では、未だ大規模なまん延が認められる地域があるわけではありませんが、積極的疫学調査等のまん延防止策により、各地域において感染経路の不明な患者やクラスター(患者間の関連が認められた集団)の発生を封じ込めることが、いわゆるオーバーシュートと呼ばれる爆発的な感染拡大の発生を防止し、感染者、重傷者及び死亡者の発生を最小限に食い止めるためには重要となります。
また、必要に応じ、外出自粛の要請等の接触機会の低減を組み合わせて実施することにより、感染拡大の速度を可能な限り抑制することが、クラスターの発生の封じ込めを図るためにも、また、医療提供体制を崩壊させないためにも、重要です。あわせて、今後、国内で感染者数が急増した場合に備え、重症者等への対応を中心とした医療提供体制等の必要な体制を整えるよう準備することも必要です。
新型コロナウイルス感染症をめぐる状況を的確に把握し、国や地方自治体、医療関係者、専門家、事業者を含む国民の皆さまと一丸となって、新型コロナウイルス感染症対策を更に進めていく必要があります。
国内の現在の状況についてNEW
4月4日12時時点で、国内で今般の新型コロナウイルスに関連した感染症の感染者は2,935例となりました。
内訳は、患者2,051例、無症状病原体保有者311例、陽性確定例(症状有無確認中)573例となります。国内の死亡者は69名です。
また、国内での退院者は61名増加し、575名となりました。
【内訳】
・患者2,051例(国内事例2,017例、チャーター便帰国者事例11例、空港検疫23例)
・無症状病原体保有者311例
(国内事例265例、チャーター便帰国者事例4例、空港検疫42例)
・陽性確定例573例(国内事例573例)
・日本国籍の者1,590名、外国籍の者38人(他は国籍確認中)
0コメント