訪日外国人消費動向調査2020年1-3月期(1次速報)について
観光庁ホームページより
【訪日外国人消費動向調査】
2020年1-3月期の全国調査結果(1次速報)の概要
~訪日外国人旅行消費額は6,727億円~
1.国籍・地域別にみる訪日外国人旅行消費額 【図表1】
2020年1-3月期の訪日外国人旅行消費額(1次速報)は6,727億円(前年同期比41.6%減)と推計される。国籍・地域別では、中国が2,348億円(構成比34.9%)と最も大きく、次いで台湾934億円(同13.9%)、香港538億円(同8.0%)、米国421億円(同6.3%)の順である。
2.費目別にみる訪日外国人旅行消費額 【図表2・図表3】
費目別に訪日外国人旅行消費額の構成比をみると、買物代が30.4%と最も多く、次いで宿泊費
(30.3%)、飲食費(23.3%)の順で多い。前年同期と比べると買物代の構成比が減少した。
3.訪日外国人1人当たり旅行支出 【図表4】
● 訪日外国人(一般客)1人当たり旅行支出は17万5千円(前年同期比18.8%増)と推計される。
● 国籍・地域別にみるとベトナム(25万5千円)、中国(24万9千円)、オーストラリア(23
万8千円)の順で高い。
4.費目別にみる訪日外国人1人当たり旅行支出 【図表5】
● 一般客1人当たり旅行支出を費目別にみると、宿泊費が5万3千円と最も高く、次いで買物代(5万3千円)、飲食費(4万1千円)の順で高い。
● 宿泊費は欧米豪で高い傾向がみられる。娯楽等サービス費はオーストラリアで2万8千円と高く、買物代は中国が10万3千円と突出して高い。
5.観光客1人当たり旅行支出 【図表6】
● 一般客のうち観光・レジャー目的で日本を訪れた外国人の1人当たり旅行支出は16万6千円
(前年同期比14.7%増)と推計される。
● 費目別にみると、買物代が5万4千円と最も高く、次いで宿泊費(4万8千円)、飲食費(3万
7千円)の順で高い。
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