家計調査 2020年(令和2年)1~3月期平均

総務省ホームページより


≪ポイント≫

消費支出

消費支出(総世帯)は, 1世帯当たり 237,070円

前年同期比 実質 4.4%の減少 名目 3.8%の減少

前期比(季節調整値) 実質 0.6%の減少

消費支出(二人以上の世帯)は, 1世帯当たり 283,707円

前年同期比 実質 3.5%の減少 名目 2.9%の減少

前期比(季節調整値) 実質 2.3%の減少


実収入

勤労者世帯の実収入(総世帯)は,1世帯当たり 433,276円

前年同期比 実質 0.2%の減少 名目 0.4%の増加

勤労者世帯の実収入(二人以上の世帯)は,1世帯当たり 504,317円

前年同期比 実質 1.7%の増加 名目 2.3%の増加


<家計調査>追加参考図表

新型コロナウイルスの感染拡大により消費行動に大きな影響が見られた主な品目など

新型コロナウイルスの感染拡大により、消費行動に大きな影響が見られた主な品目などを挙げると、以下の表のとおりとなっている。

休校や在宅勤務の広がりによる巣ごもり需要や、外出自粛による影響などがうかがえる。

表 消費行動に大きな影響が見られた主な品目など(2020年3月)

品目     /    対前年同月増減率(名目/実質)/実質増減率への寄与度

食料

米                16.3     15.3    0.09

パスタ              43.8     44.4    0.02

カップ麺             22.1     15.7    0.02

即席麺              37.8     30.6    0.02

生鮮肉              10.9     10.1    0.19

冷凍調理食品           19.9     22.2    0.04

チューハイ・カクテル       21.9     22.8    0.02

食事代            ▲ 28.1   ▲ 30.3  ▲ 1.23

飲酒代            ▲ 51.9   ▲ 53.5  ▲ 0.33

家具・家事用品

トイレットペーパー        36.1     26.4    0.03

他の家事用消耗品のその他 

 ※ウェットティッシュを含む。  48.1     46.5    0.12

保健医療

保健用消耗品 

 ※マスク、ガーゼを含む。    19.1     17.8    0.05

他の保健医療用品・器具 

 ※体温計を含む。        75.4     75.6    0.08

交通・通信

鉄道運賃           ▲ 64.4   ▲ 65.2  ▲ 0.51

鉄道通学定期代        ▲ 55.6   ▲ 56.6  ▲ 0.06

鉄道通勤定期代        ▲ 25.2   ▲ 26.7  ▲ 0.13

バス代            ▲ 44.9   ▲ 46.0  ▲ 0.04

タクシー代          ▲ 40.4   ▲ 44.7  ▲ 0.06

航空運賃           ▲ 84.2   ▲ 84.7  ▲ 0.21

有料道路料          ▲ 42.0   ▲ 43.0  ▲ 0.12

ガソリン           ▲ 18.1   ▲ 18.4  ▲ 0.34

運送料              17.0     14.8    0.02

教養娯楽

ゲーム機            175.6    165.8    0.02

ゲームソフト等         161.9    157.0    0.05

書籍               14.7     12.3    0.03

宿泊料            ▲ 56.0   ▲ 55.4  ▲ 0.37

パック旅行費         ▲ 83.5   ▲ 83.2  ▲ 1.05

映画・演劇等入場料      ▲ 68.8   ▲ 69.6  ▲ 0.12

文化施設入場料        ▲ 71.4   ▲ 71.4  ▲ 0.05

遊園地入場・乗物代      ▲ 86.7   ▲ 86.8  ▲ 0.09

インターネット接続料       14.5     12.4    0.09

その他の消費支出

浴用・洗顔石けん         18.1     15.0    0.02

乳液             ▲ 26.2   ▲ 28.6  ▲ 0.02

口紅             ▲ 20.7   ▲ 22.2  ▲ 0.01

à suivre

今を考えるため情報源を文字として残したい。 そしてまた後日、それを読み返してみたい。 自分自身で考えることをやめないように。