消費動向調査 結果の要点 令和2(2020)年5月実施分

内閣府ホームページより


新型コロナウイルス感染症の影響による消費動向調査の調査方法の変更について(令和2(2020)年5月29日)

・これまで調査1か月目の新規世帯には、調査員が訪問して調査依頼及び調査票配布・回収を行っていたところ、令和2(2020)年4月調査、5月調査については、新型コロナウィルス感染症の拡大防止の観点から、調査1か月目の新規世帯への調査員訪問を取り止め、郵送にて調査依頼及び調査票配布・回収を行うこととしました。

・調査2か月目以降は、これまでと同様、調査票を郵送し、郵送またはオンラインにて回収を行います(調査世帯が郵送回答またはオンライン回答を選択します)。


① 令和2(2020)年5月の消費者態度指数(二人以上の世帯、季節調整値)は、4月の 21.6 から 2.4 ポイント上昇して 24.0 となり、5か月ぶりに前月を上回った。消費者態度指数を構成する4項目全てが前月から上昇した。

② 消費者態度指数の動きから見た5月の消費者マインドの基調判断は、依然として極めて厳しいものの、下げ止まりの動きがみられる。(上方修正、前月の表現:急速に悪化している。)

③ 令和2(2020)年5月の1年後の物価に関する見通し(二人以上の世帯)は、前月差でみると、「上昇する」の回答の割合が 1.6 ポイント増加、「変わらない」が0.3 ポイント減少、「低下する」が 0.3 ポイント増加した。

 消費者の物価予想については、「上昇する」と見込む割合が高水準である。(据置き:前月からの表現の変更はなし。)