日本海大和堆周辺水域等における外国等漁船への対応状況について (令和2年漁期)

水産庁ホームページより


【✎大和堆とは】

日本海中央部にある楕円形をした堆(海山)で、最も浅い水域は水深250メートル前後。

日本海における好漁場。

【漁業取締船の重点配備】

〇 本年も日本海沖合でのイカ漁が本格的なシーズンを迎えようとしています。

〇 中でも、大和堆周辺水域は、我が国水域内にある有数の好漁場です。近年、この漁場を狙って、違法操業を目的に我が国水域に侵入しようとする外国等漁船が後を絶たず、我が国漁船の安全操業の妨げにもなっていることから、大きな問題となっています。

〇 水産庁はこれら外国等漁船に対し、放水等の厳しい措置で我が国水域から退去させています。

〇 水産庁が退去警告を行った外国等漁船の延べ隻数は、昨年も5,000隻を超えています。

〇 本年についても、水産庁は我が国イカ釣り漁業の漁期が始まる前の5月中旬から、漁業取締船の重点配備を開始しており、5月下旬から配備された海上保安庁巡視船との連携を強化しつつ、大和堆周辺水域の取締りを実施しています。

〇 水産庁は本年度、新造の取締船2隻を日本海側の新潟と境港に配備しました。さらに令和3年度には新造予定の2隻を取締活動に従事させる予定です。

〇 水産庁は、日本の漁業者が安心して操業できるよう、万全の対応をとっていきます。

【水産庁と海上保安庁との共同訓練】

〇 海上保安庁との連携強化の一環として、5月18日と19日の2日間、新潟港の沖合で、漁業取締船は海上保安庁の巡視船と共同で訓練を行いました。

訓練には、予備船を含む4隻の取締船と3隻の巡視船艇に加え、海上保安庁のヘリコプターも参加しました。大和堆周辺水域における外国違法操業漁船を想定し、沖合でこれほど大規模に行われた共同訓練は、今回が初めてです。

巡視艇を違法外国漁船に見立てた、実践さながらの訓練の様子を、取締航空機から空撮した動画をこちらからご覧いただけます。

( https://www.jfa.maff.go.jp/j/koho/douga/200601.html )

à suivre

今を考えるため情報源を文字として残したい。 そしてまた後日、それを読み返してみたい。 自分自身で考えることをやめないように。