日本産業規格(JIS)を制定・改正しました
経済産業省ホームページより
1.今回のJIS規格制定・改正内容
今回は、3件の制定及び5件の改正を行いました(資料1)。中でも、以下のJISの改正は特に重要です。
①案内用図記号のJIS改正
案内用図記号は、言葉や文字によらず、一目見ただけで多くの情報や案内を可能とするものです。近年の社会事情の変化をふまえつつ、日本人だけでなく外国人観光客にとっても分かりやすい案内表示を目指すために、JIS Z8210(案内用図記号)に「男女共用お手洗」、「こどもお手洗」、「授乳室(女性用)」、「授乳室(男女共用)」、「おむつ交換台」、「介助用ベッド」、「ベビーチェア」、「着替え台」及び「カームダウン・クールダウン」の9つの案内用図記号を追加しました。今回追加された案内用図記号が公共施設等で活用されることによって、より分かりやすい案内表示が行われることが期待されます。
2.JIS(日本産業規格)とは
JIS(Japanese Industrial Standards)は、製品、データ、サービスなどの種類や品質、それらを確認する試験方法又は評価方法や、要求される規格値などを定めており、例えば、生産者、サービスの提供者、使用者・消費者などが安心して品質が良い製品を入手したり、サービスの提供を受けることができるために用いられています。
経済産業省では、技術の進歩や、社会的環境の変化等、必要に応じて、JISを制定・改正しています。
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